不動産会社が受領する仲介手数料の用語で「両手」と「片手」があります。両手仲介・片手仲介や両手取引・片手取引などと呼ばれたりもする業界用語で、仲介手数料を誰からもらうかを表したものです。
原 太輔
不動産を売買する上で知っておいて損はない用語です。ひょっとしたら価格交渉などに利用できるかもしれませんので早速内容をご説明いたします!
目次
不動産会社が仲介手数料を受領する仕組み
そもそも不動産会社が仲介手数料を貰えるのは次の場合です(売買の場合)。
- 不動産会社の仲介で売主さんが不動産を売却したとき
- 不動産会社の仲介で買主さんが不動産を購入したとき
そして、どちらか一方からのみ仲介手数料をもらう場合を片手仲介、両方からもらう場合を両手仲介といいます。それぞれ見ていきましょう。
不動産仲介手数料の計算方法を解説
土地・建物・マンション等の不動産を買うとき、売るときにかかる仲介手数料の計算方法について解説いたします。 【そもそも仲介手数料って?】 仲介手数料は不動産会社…
片手仲介
不動産会社は売主さんか、買主さんのどちらか仲介する側からのみ仲介手数料をもらいます。
両手仲介
売主さんと買主さんの両方から仲介手数料をもらいます。つまり同じ取引で2倍の仲介手数料がもらえます。不動産会社からすれば、利益率の高い取引ということがいえますね。
不動産の両手仲介のメリット
不動産の両手仲介はメリットよりも、その弊害のほうがよく目に付きますね。悪の根源のように説明しているサイトもありますが、私はそれなりのメリットもあると考えてい…
まとめ
- 片手仲介は、売主さんか買主さんのどちらか一方より仲介手数料を受領する取引のこと
- 両手仲介は、売主さんと買主さん両方から仲介手数料を受領する取引のこと
最後までお読みいただきありがとうございました。