不動産の両手仲介はメリットよりも、その弊害のほうがよく目に付きますね。悪の根源のように説明しているサイトもありますが、私はそれなりのメリットもあると考えています。今回はそのメリットについて、つぶやいていきたいと思います。
諸外国では禁止の国が多い
アメリカ等では、そもそも両手仲介が禁止されており、それにより悪名高い「囲い込み」を法律で防止しています。日本では、両手仲介は合法であり、囲い込みの実態がなかなか改善されないのが正直なところかと思います。成績を競い合う同僚同士でも囲い込みをしている会社すらあると聞きます。
私が思うメリット
その一方でメリットもあると感じています。不動産取引は複雑な取引です。基本的には売主さんと買主さんで利益が相反します。価格や契約条件など調整すべき事項が山のようにあります。それを、売主さん側の仲介会社と買主さん側の仲介会社を通じて調整していくにはかなりの労力がかかります。
場合によっては途中で契約が白紙になることもあります。売主側・買主側いずれかの仲介業者の不手際で取引を乱すこともあります（そのようなことは両手仲介でもありますが）。その点、両手仲介の場合は物件のことをよく知っている売主さん側の仲介会社が直接やり取りするので、スムーズな取引に繋げやすいというメリットがあります。
両手仲介なら調整できていたちょっとしたこで契約が白紙になるのは悲しいですね。細かな調整という点では両手仲介の方が勝っていると感じます。
囲い込みだけは防止したい
ただ、囲い込みは売主さんが不利益を被ります。ご自身の不動産が囲い込みをされているか不安な方は、知り合いの不動産会社に頼んで調べてもらうと良いでしょう。
弊社は福岡市近郊の不動産でしたら無料で調査いたします。お気軽にお問い合わせ下さい。
本日は軽めのつぶやきをさせていただきました。最後までお読みいただきありがとうございました。